ああ、こわいよ。こわい目が、くるよ。
邪眼は月輪に飛ぶ 藤田和日朗いままで「月輪」を「がちりん」ではなく「げつりん」と読んでいた大馬鹿野朗です今晩は。
「スピリッツ」で連載された藤田先生の短編。
むかし むかし あるところに恐ろしい鳥がおった。
それは 一羽のフクロウだったそうな。
どこで生まれて なんでそんなことになったやらはわからんけど、
それに見られた生きモンは みな死んでしまうのじゃった。
アメリカ軍捕獲されたが逃走。そのまま日本にやってきて大事件を巻き起こします。
「見られた生物は死に至る」というのは実に厳しい条件ですね・・・
事実、作中では東京都都民をはじめ全国で420万名が犠牲者になりました。
フクロウが…フクロウが怖い
このフクロウの名称は「ミネルヴァ」アメリカ軍によって名付けられたようです。
元ネタはローマ神話における知恵と工芸を司る女神。じゃこの「ミネルヴァ」はメスなのか?
さて、この「ミネルヴァ」をモチーフにした「ヤバイさん」という二次創作メイドが作られました。
かわいいのなんのってw
とんだ とんだよ ばねあしジャック
黒博物館 スプリンガルド 藤田和日朗「モーニング」で連載された藤田先生の短編。
19世紀のイギリス帝国を舞台に、実在の人物や実際の事件を織り交ぜた作品。
いたずらものの「ばねあしジャック」は、ひとりの「女」におこられた。
それから3年おとなしくくらしていたが、「にせもののばねあしジャック」があらわれた。
なぜかその「女」をねらう、「にせもののばねあしジャック」
さてさて どうする「ばねあしジャック」?
とんでもない貴族の放蕩男「ウォルター」が、
一人のメイドの為に、徐々に人間として成長していく・・・そんな所が、見所ですね。
「ばねあしジャック」同士の激しい戦いは、必見!
こんなブログ見ている暇があったら、2冊とも買ってくるのだ!